文字の大きさ:

二〇一〇年八月号/みどころ

 夏本番の季節がやってまいりました。みなさまには、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

平素は弊誌『和樂』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

 今月号は、「器という日本遺産」の大特集です。世界中でこの国はど器文化が発展した国はないと言われていますが、確かにこの10年ほどを振り返っただけでも、白磁ブームあり、人気作家たちのコラボレートものあり、若手作家のブレイクあり…と、話題に事欠きません。そんななかで和樂は、すでにひと通り食卓の器も揃え、趣味の骨董や茶の湯で一流品に触れる機会が多く、さまざまな経験を経て日が肥えた世代であるみなさまに向け、あらためて 「大人のための器」を取り上げてみました。歴史上の名工の名品から、現代の傑作まで、吟味したものばかりです。どうぞ、ゆっくりご覧くださいませ。

 また今月号は、本格的な夏を迎える前に読んでおきたい「養生料理」を取り上げています。今や、本当の贅沢な食とは、美味しいのはもちろん、体にも優しい“いのちの料理”ではないでしょうか。畑のレストランあり、癒しの宿ごはんあり…。養生料理は、全国でしっかり根付いているようです。この記事を参考に、夏をお健やかにのりきっていただけたらと思います。

『和樂』編集部

今号の表紙

  • 表紙
  • 立ち読み
  • ご購入はこちら

酒井抱一の秋草×アクリスのニットドレス

今月の表紙に登場する「朝顔」は夏の花のイメージがありますが、俳句や和歌の世界では秋の季語。季節を先取りするのが日本人の粋です。

出演/鈴木京香 撮影/中村カズ
スタイリスト/小倉真希
ヘア&メーク/川原文洋(Studio V)
構成/高橋木綿子(本誌)、梅原典子
衣裳協力/ドレス¥195,300・
ニットドレス¥130,200(アクリスジャパン<アクリス>)
画/『秋草図』酒井抱一筆(山種美術館蔵)

今号の目次文様

「花鳥文」唐長十一代目千田堅吉

花鳥文は15世紀頃にペルシャからインドに織物の文様として伝わり、シルクロードを経て中国から日本に渡って来ました。そして日本の工芸品、例えば陶磁器の図柄に多く使われました。この花鳥文は唐紙文様にしては絵画的で、端正な表現はおそらく陶磁器の影響を受けていると思われます。

せんだけんきち
1942年、京都市生まれ。京都工芸繊維大学卒。
’75年、唐紙制作工房唐長十一代目を継承。’99年国選定保存技術保持者に認定される。

今号の目次

「器うつわ」という日本遺産/今買いたい現代作家9人の器/器のプロの家、拝見/うつわ column/日本の歴史を変えた
「器の名作」知っていますか?/器の街「有田」へ、サマートリップ/マイセン300年の夢
今、食べたいのは――体にやさしい養生食/涼、恋し。/人間国宝塾/ジャン・コクトー、
愛と美を紡いだ世界/市川海老蔵
千年の都に息づく京の天下一品/女心を刺激する新時代の天下一品/伝説バッググッチ・ディアマンテと旅する、古都
艶髪、再び!/TAYA×和樂 大人の「美髪」相談室vol.1/beauty catcher(1)/beauty catcher(2)
21世紀の家づくり考/徳川慶喜の数奇なる半生/林真理子 六条御息所 源氏がたり/森田空美のきもの着映え術/向田邦子の美を探して/森を歩く森を飾る/地産地消の和樂な隠れ宿/人生は名車とともに
「ラゴスティーナ」で、体に優しい養生イタリアン/「茅乃舎」の調味料は、素材に語らせる/養生仕様の調味料、「ナチュラルクック」/日常から解放される家/眠りながら「健康体」になる/目ざすは「健康美肌」/「徳川博物館×和樂塾」第四回ご報告/美と知のドモホルンリンクルライブラリーへようこそ
ル・ワラク/people/art/book&entertainment/new/trend/anniversary/project/trend/report/hobby/medical/今月の表紙&今月の源氏物語/定期購読&バックナンバーのお知らせ/和樂プレゼント&和樂目安箱/和樂八月号のお知らせ/取材協力リスト

次号予告

年間定期購読のご案内

和樂ムック最新巻
  • 
THE LAST SHOW
  • 
日本の美宿
  • 
樋口可南子の古寺散歩
  • 
市川海老蔵 成田屋の粋と艶

    六条御息所 源氏がたり

小学館女性誌局ラインナップ
  • Precious

    Domani

  • 美的

    FAnet

  • 美味サライ
  • 全国美容室とヘアスタイル TAYA Web World
このページの先頭へ